2018年にアメリカで制作公開されたCGアニメーション映画で、第91回アカデミー賞の長編アニメ映画賞など複数の賞を取った今作は、評判どおりの良作であった。
CGアニメ映画で有名な作品は、ディズニーの『アナと雪の女王』シリーズやピクサーの『Mr.インクレディブル』シリーズ、『トイ・ストーリー』シリーズなどが挙げられるが、今作は映像面でこれらの名作より優れた点をいくつか見つけることが出来るだろう。表現力には素晴らしいの一言。ぜひ、実際に視聴して確かめてほしい。
主人公である高校生・マイルス・モラレスが、スパイダーマンが消えたニューヨークを舞台に、新世代スパイダーマンとして成長する姿が描かれる今作。そこに複数の別次元が合わさるユニバース要素が加わることで、豪華で満足感の高い仕上がりになっている。
繊細なストーリーではないが思い切りが良くて爽快感があり、さらに完成度も高い。何も考えずに単純にアクションを楽しめる良作なので、未見ならば一度視聴することをおすすめしたい。