音楽最高な、90年代のイギリス映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月5日 17時38分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
テンポ良い展開、曲者揃いのキャラクター達、そして、濃いストーリー。
シンプルな3点盛りなのに、面白くてしょうがない。
まず、登場人物が多いのに、キャラが濃い過ぎて、すぐに覚えられる。
まず、主役の4人組。
相手の手が読めるギャンブラー気質のエディ、盗品を売っているベーコン(ジェイソン・ステイサム)、汚れ仕事が嫌いな料理人ソープ、盗品を闇で売買するトム。
彼らが主役。
そして、脇役の人のキャラが濃い。
例えば、ポルノグッズ経営者兼、金貸しのハチェット・ハリー。ハチェットは、あだ名で、彼が使う「斧」の事。
ハリーの元で働くビッグ・クリスと息子もいい。演じるのは、元サッカー選手だったヴィニー・ジョーンズ。
息子を汚れ仕事に同行させるの割に、自分が遣う汚い言葉を発すると、厳しく叱る、この矛盾。
まだまだ、濃いキャラ満載。
盗品巡って、大量のマリファナを巡っての抗争が、沸点に達する時が、最高の見どころ。
笑いのセンスがシャープで、ニヤニヤが止まりません。
何気にエディの父親役で出演しているスティングも渋くて良かったです
。
この映画で一番カッコ良かったエディよりも、まさかのジェイソン・ステイサムがスター街道を歩いていくとは思いませんでした。
そして、選曲がカッコ良すぎる!
ガイ・リッチー監督には、またこういう作品を撮って欲しい!