30年以上たっても色あせない青春の名作アドベンチャー映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月8日 21時54分
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総合評価:
4.0
ウォルシュ家の次男マイキーを中心に、家の立ち退きをかけた財宝探しが始まる。ハラハラ、ワクワクが止まらなかった公開当時を思い出しても面白い映画です。アメリカで大ヒットし、主題歌グッドイナフの歌手シンディー・ローパー初出演作でもあったので注目されていた海賊冒険映画です。それもそのはず、スティーブン・スピルバーグ監督の制作総指揮で製作されたので、まだ若手の俳優と女優も新鮮味がある演技で現在でもリバイバルや続編が期待されています。
また、悪役の一家の個性的な怖さと訳ありな末っ子スロースを問題視する母親の苦悩など、配役も豊かなメンツが揃っています。しかし、ただの財宝探しのアドベンチャーではなく、冒険に同行する道中の恋愛模様、友情、兄弟愛、家族愛などの人間模様も面白い作品です。夢と希望を胸に、最後まで諦めない少年たちと片目の海賊ウイリーの謎を解いていく。最後は惜しくも命辛々逃げ、目の前にあった財宝を諦めそうになっていたが、こっそり隠していた小袋に財宝の一部があったことで、無事家族は町に留まれることになるのだった。