きれいな海とガリレオの王道パターン!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月22日 13時29分
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総合評価:
4.0
東野圭吾のガリレオシリーズの第二弾の映画です。第一弾と違って第二弾の女刑事役は吉高由里子でした。吉高由里子であっても違和感なく鑑賞することができました。福山雅治が演じる湯川博士は相変わらずカッコいいです。映画の舞台となった地方の海と、海で遊んだ経験がなさそうな湯川博士という組み合わせは違和感ありましたが、それを打ち消すくらい海がキレイでした。特に杏がスキューバダイビングしてる映像は透明感ある水中とたくさんの魚で癒されました。ストーリーは湯川博士の見事な推理で殺人事件の犯人を見つけるという、期待を裏切らない王道パターンでした。もちろん湯川博士のいつものよくわからない計算式も顕在しています。映画の背景には、きれいな海の保存と、利便性の高まる生活に向けた研究という壮大なテーマも隠されており、双方を共存する社会の実現を問う内容にもなっています。東野圭吾ファン、ガリレオファン、そして福山雅治ファンには必見の映画だと思います。