「偉業を成し遂げた男女の友情と感動の冒険映画」イントゥ・ザ・スカイ気球で未来を変えたふたりアリスさんの映画レビュー

イントゥ・ザ・スカイ気球で未来を変えたふたり The Aeronauts

偉業を成し遂げた男女の友情と感動の冒険映画

このレビューにはネタバレが含まれています

アリス

2021年5月19日 00時33分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

2013年にイギリスの作家によって書き下ろされた小説をもとにしている、自伝風の冒険映画で、アカデミー賞を受賞しているイギリス人俳優エディ・レッドメインと、主人公アメリアの役を演じているフェリシティ・ジョーンズの初共演で話題となりました。世界初の気象データを収集するために、気象学者ジェームズの良き理解者で女性パイロットのアメリアが気球を使い危ない挑戦をします。
女性のパイロット自体が珍しい時代、ジェームズはアメリアの熱意に負け、周囲の反対を押し切って一緒に気球に乗り込みます。気球が急上昇していくにつれて、襲いかかる自然現象とそれを冷静に捉えて対処するジェームズとアメリアは、さらに上に上がるために荷物を投げ下ろしたり、ガスを調節したりします。次第に、酸素が薄くなり、気球の上層部を修理するためにアメリアは勇敢にも1人で作業を推敲します。気温が氷点下になるとジェームズは意識を失ってしまい、気球から落ちそうになりながらも最後の気象データを採取することに成功します。