最後が面白い
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月3日 16時08分
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総合評価:
4.0
ザック・エフロンが好きで出演作を検索していた時に気になって視聴しました。若い頃のザック・エフロンは好青年でハンサムな印象でしたが、歳を重ねたことの貫禄が出て、周りの女性を誘惑し、裏では凶悪な犯罪をするテッド・バンディを見事に演じていたと感じました。実際に起きた事件を元としているので、映画と事件を比較して楽しむことができます。実際の裁判の映像も最後に流れるのでどれだけ忠実に再現されていたのか分かります。凶悪な殺人鬼テッド・バンディですが、唯一本当に愛した女性がおり、犯罪を犯してしまったが愛する女性のそばにいたいという思いも映画を通して伝わってきます。最後まで犯行するシーンがなく、女性全員を誘惑する殺人鬼ということもあって、見ている側も本当はしていないのではないかと思ってしまう程、犯人に翻弄されてしまう作品です。最後の最後に衝撃の事実があり、本来の犯人の姿とテッド・バンディが犯人として疑惑が上がったきっかけなど驚きもかなりあります。