映画だから成り立つ
2021年2月9日 23時10分
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総合評価:
3.0
ミュージカル映画ですが、レ・ミゼラブルやサウンド・オブ・ミュージックをいった数々の名作と比べると、歌唱シーンもダンスシーンもちょっと物足りない感があります。
とはいえ、さすがは映画!と思うのが、最初のハイウェイのシーンもですが、大規模な撮影を行っており、そこは見ごたえがあります。
途中、途中で挟まれる非現実的な世界というか、主人公たちの置かれているシーンをファンタジックな世界観で描いているのですが、ああいった置き換えは好き嫌いが分かれると思います。個人的にリアルな世界観の作品だと思っていたので、途中空想の世界みたいなシーンのチェンジした時は、少し戸惑いました。
ともに夢をおいかけた男女のラブロマンスなのですが、最後のシーンはとても切ないです。でもこの作品をミュージカル調にする必要はあったのかな、とやはり見終わっても思ってしまいます。ストーリーとしては面白かったですが、途中の歌やダンスが若干退屈で間延びする感じがあります。