エヴァンゲリオンの庵野秀明監督のゴジラ
2020年8月12日 08時13分
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総合評価:
4.0
アニメで社会現象となった「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の実写映画です。
東宝から大きな予算を組んで製作された映画であります。
出演者や映像など豪華なものとなっています。
もともと庵野監督は若いころから特撮マニアでも知られ、アマチュア映像制作を多々
行ってきました。そんな庵野監督がエヴァンゲリオンなどで大成功を収め、どのような
特撮ゴジラ映画を作るのかエヴァファンからも大きな期待を受けた作品です。
さて映画の内容ですが
東京湾で未確認生物が発見されるところから物語がスタートされます。
主人公は内閣官房副長官という設定で、内閣に視点を持った怪獣映画となっています。
物語はとにかくリアリティーを追求しており、
”本当に日本に怪獣が現れたら!?”
日本のトップや自衛隊はどのように対応していくのかを
とにかく細かく細かく描いています。
内閣室や待合室なども細かく再現されるわけですが
実際内閣のかたが映画を観て、あまりに忠実に再現された部屋に驚いたようです。
「こんなに簡単に機密部屋が分かっていいのか!?」と(笑)
そんなリアリティー求めた怪獣映画。実際に生物が現れてから内閣からマスコミや
自衛隊へと情報伝達がリアルに展開されるわけですが、マスコミに対する情報提示
のタイミングが悪かったり、武器1つ使用するのに様々な機関に許可を取らないと
使用できないところがとにかく日本らしさを受けます。
ただし自衛隊はとても優秀です。頼れる存在として描かれています。
身なりや軍規や喋り方など、戦闘兵器がとにかくかっこいいです。
(庵野監督の兵器愛が見られます、ヘリや戦車が最新のものでかっこいい!)
日本政府がぐだぐだやっているところで自衛隊だけは冷静に勇ましく戦います。
そんな優秀な自衛隊に対してゴジラが最強の生物という設定となってます。
自衛隊はあらゆる兵器をゴジラに対して使用していくわけですが。
ゴジラには全く効きません(笑)
そんな最強のゴジラに日本政府は世界各国からもダメ出しを受けながら決断を随時
迫られていきます。
庵野監督作品が好きなかたは庵野スパイスがしっかりと入っております。
普段特撮映画を観ないかたでも楽しめる作品ではないでしょうか。
~うるうるまるの個人的な見どころ~
監督は撮影前に演技者に対して「早口で喋ってもらう、そうでない喋りやアドリブは
全てカットする」と公言しており、テンポよく展開していくところが〇。
イメージワード
- ・不気味
- ・恐怖
- ・絶望的
- ・知的
- ・勇敢
- ・かっこいい
- ・パニック