大人でも動物好きなら愉快になる映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月2日 20時44分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
ペット2からいきなり見てもわかるストーリーになっていました。
映画館では親子連れのお客さんが多いですが、大人だけでも充分に楽しめる愉快なストーリーです。映画全体で登場するペットが多いので、一匹についての時間は短めですが、個性は充分発揮されています。
中でも猫の習性はよく描かれていました。猫好きの老婆の存在は、あるあるせすね。多種類のペットの様子を描くので現場があちこちに飛びますが、飼い主の子供とペットの関係はなかなかおもしろくなっています。ペットが勇猛な犬の影響で強くなっていくところなんかは、成長していくのでよかったです。内容プラス映像が明瞭で綺麗であることが見やすい映画になっていました。大人なのにと言わず、ペットを飼っている人、動物好きであればたのしく鑑賞することができるのでおすすめです。猫が好き、犬のほうが好き、あるいは獰猛な動物が好きとか色々好みはあると思いますが、あらゆるペットが出てきます。動物病院へ連れて行かれるところなんかは、ペットとして飼われている動物にも意思があるということが勉強できました。直接的ではありませんが、動物の命を預かるということは飼い主が考える以上に重要なことなんだと思えるコマもあります。吹き替え版はテンションが高く、元気が声で演出されているので明るい映画になっています。
泣ける場面もありますが、全体的にはユーモアとファンタジーで満ちています。あと主人公の犬が牧場へと遊びに行った場面では、マンションのペットたちは中休みで、名犬ラッシーのような犬も登場してきて少し内容が変化しています。そういう内容も含めてボリュームがありました。