クロール
2020年7月22日 11時51分
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総合評価:
3.0
ワニに襲われる危険と隣り合わせのパニック映画。ちょうど実際の西日本での水害と重なり、興味深く観ました。増水の恐怖にワニに食べられる恐怖がダブルパンチなんて、日本では考えられないので本当に怖いです。しかし、主人公のヘイリーや映画の構成にはツッコミどころもたくさん。地下室でワニがいる危険エリアにスマホを取りにいった時、その場で通報せずにワニが来ない安全なところに移動してから電話しろよー、とか、いやいやワニに足を噛まれて大怪我してるのにあんなに早く泳ぐなんて絶対無理でしょ、とツッコミを入れながら観ました(笑)。ワニの卵が孵ってるのを発見したところは、大量のワニの赤ちゃんが襲ってくるのかと思いきやそれもなく、最終的には屋根の上に逃げてヘリに救助されますが、父親は片腕を引きちぎられて大量出血で死ななかったのは奇跡でした。ストーリーとしてはとにかく水害とワニから逃げるという話ですが、ヘイリーと疎遠だった父親との親子のストーリーを絡めていたのは良かったと思いました。