派手さは少なめな映画です
2020年9月10日 15時45分
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総合評価:
3.0
クリス・エヴァンス主演ということで視聴を決めました。他の作品の好青年のイメージが強いですが、今作は人間臭さあふれる役どころで、新たなクリス・エヴァンスが見ることが出来ました。
CGばかり、アクションばかりではなく、日常感というかそういった所も楽しめる映画でした。葛藤や敵との交錯をしっかり感じることが出来ました。能力を持っている人たちも、何も持たない私たちとなんら変わらないんだと思うような、人間臭さを感じました。
一方で、主人公たちが行動する目的が曖昧で根本的な解決にならないし、肝心の敵を倒すところも「え、これだけ?」と物足りなかったです。
相手の能力が分かっていて、どのようにして相手の術中にかかってしまうのかも分かっているのに、無防備に対峙しているのが信じられませんでした。対抗策がある方が見ごたえあるし、戦闘シーンも深みが増すような気がしました。
ただ、能力の種類が豊富である所や、敵より一枚上手で作戦勝ちな所は良かったかなと思います。