イギリスっぽい!
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月4日 15時45分
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総合評価:
4.0
実際の話に基づいているのかな?と思っていたのですが、『1966年にはイギリスに民放ラジオはなかった』ということ以外はすべて創作のよう。
全編に60年代のヒットソングが組み込まれていておしゃれ。特にロック好きにはたまらないと思います。
ラジオ局のスーパージョッキー・クエンティンと、主人公のカールが実が親子…というのは、流石にやりすぎの設定では?
違法ラジオを放送するための船が沈みそうになる中、ジョッキーたちが最後の放送に命を懸けるシーンはタイタニックを思い出しました。
このあと、この放送を聞いていたイギリス中のファンたちが、小舟やヨット・漁船でジョッキーたちを助けに来てくれるんですが、このシーンが第二次世界大戦中に行われた『ダイナモ作戦』のパロディだということを、鑑賞してから10年以上たって気づきました。
ビル・ナイのロックおじさんぶりは普段からすごいけれど、この作品では特に秀逸。
ブリティッシュ・ロックが好きな方には絶対見て欲しい作品です、
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