インディア・アイズリーの体当たり演技。
2021年9月1日 21時03分
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総合評価:
3.0
内気ないじめられっ子の復讐を描いたリベンジ・スリラー。
イロイロな解釈が出来そうな作品で、興味深く観た。
僕は一応、サイコ・スリラーだと判断したけれど、オカルトと言われればそれでも通用すると思う。
全編漂うミステリアスな雰囲気が途中で色褪せず、最後までしっかり残っているのが良い。
主演のインディア・アイズリーは往年の名女優・オリヴィア・ハッセーの娘さん。
本当に「お人形さんみたい」を地で行く可愛らしさで、とにかく目を引く。
しかもこんな娘が自慰に絡みにフルヌードに・・・と、かなりカラダを張っており、眼福至極でございました。
内容はほぼ確実にキングの『キャリー』に影響を受けている。
プロムで覚醒したりする件は、オマージュを感じて思わず嬉しくなってしまいました。
全体的にパンチが弱く、決め手には欠ける作品ではあるのですが、個人的には嫌いになれない、思春期のモヤモヤした感情を切り取った青春残酷映画でした。
それと、主演のインディアは伊藤潤二の漫画にでも出て来そうな薄幸の美少女なので、彼女を主演に『富江』を海外リメイクしたらどうだろう!
と、密かに妄想を膨らませておるのでした。。。