考えるな、感じろ
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月18日 21時45分
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総合評価:
3.0
ノーラン監督のメメントとインターステラーが大好きで、結構楽しみにしていたテネット。
結論から言うと、何がどうなっているのか理解するのに必死で映像を楽しむ余裕もなかった。「今のは何???」と必死に考えている間にストーリーがどんどん進んでしまう。
途中から理解しようとするのをやめて、「何が起きているのか全然わからないけどすごい」という頭の悪い感じに。
最初から全部理解しようとあれこれ考えずに、摩訶不思議な映像体験を楽しんでいればよかったのかもしれない。
多分パンフレットなんかで解説をよく読んで、2回目の鑑賞にトライすればわかることが増えてもっと楽しめるのだろうが、2回目はもういいやと思うぐらい私にはハマらなかった。
ジョン・デヴィッド・ワシントンとロバート・パティンソンはナイスコンビだった。二人の軽妙なやり取りだけずっと見ていたい。
しかし未来人が、自分たちが生きるために過去と過去に生きる人たちまるごと抹消してしまおうとするなんて、あまりにも恐ろしすぎる計画だ。その仲介者になるケネス・ブラナーも「ハリーポッターと秘密の部屋」のロックハート役や「オリエント急行殺人事件」の名探偵ポアロの印象が強いぶん、かなり怖かった。
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