ゲーム好きならラストは見ろ
2021年8月14日 23時59分
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総合評価:
4.0
FPSゲームの名作DOOMの映像化作品です。
けっこう評価としては低いのですが、ラストのアクションシーンが大好きな一作です。と、いうのもそのシーンが主観映像(FPS視点で、クローバーフィールド)でFPSゲーマーなら絶対に興奮します。今でこそ、ハードコアやネイビーシールズなど、それほど珍しくない演出ですが当時の映画と考えると素晴らしいチャレンジです。
ストーリー自体はそこまで完成度は高くないですね。ハードコア同様、ゲーム的な展開を楽しむため演出程度に考えたほうがいいでしょう。キャラクターの作りこみも、どこか上滑りしていて、ある意味そこもゲームとしてリアルです。
ただ、肝心の主観映像ですがラストしかなく、それまでの展開を苦痛に感じるかもしれません。まだまだ駆け出しの頃のドウェインジョンソンがみられたり、映像として退屈はしませんでしたが。
アクションというか、セットが少々安っぽいせいかも。もっと主観映像を取り入れたら作品として、もっと楽しめたと思います。
全体を通しては賛否両論ですが、ラストのガンアクションは間違いなくおすすめです。