若きスパイダーマンの成長過程を垣間見れます。
2021年2月23日 11時44分
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総合評価:
3.0
今作のスパイダーマンは、アベンジャーズシリーズのスピンオフ的な位置づけがされている作品になります。
まだ若いスパイダーマンがまだティーンズ感覚の軽いのりでシリアスあり笑いありの展開で物語が繰り広げられます。
この作品の特徴として、等身大といえるアメリカの社会のバックグラウンドが物語や登場人物に強く影響しています。
例えば、同級生や盗賊団など、劇中に出てくる登場人物は、移民などのいわゆる弱者で構成されていて、アベンジャーズなどは、遥かかなたの存在として位置づけられています。
そういった意味でも、宇宙の運命や正義など大げさなものでない部分が、他のアベンジャーズシリーズと大きく違っています。
富裕層の傲慢性と一般庶民のプライド、その二つが物語の双璧をなしている感じです。
今回の若いスパイダーマンは、まだまだ経験不足といった感じで、一生懸命問題解決に臨むのだけど、暖簾に腕押し的な空回りの失敗が連続します。でも、心の許せる親友や、じゃ感いっちゃてる感のある師匠、主人公を明るく支えてくれる家族、そして、意中の彼女との日々、そんな人達の支えもあって、彼は、少しづ成長していきます。
強敵との出会いや様々な経験や決断を迫られて、最後には本物のスパイダーマンへと成っていく、そんな成長過程を観て、とても心が熱くなりました。
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