スパイダーマン:ホームカミング
15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し……。
いままでスパイダーマンシリーズがいくつか存在しましたが心機一転された作品でした。 例えば、MCUシリーズのキャラクターの登場です。この作品では主人公ピーターパーカーの師匠のような役としてトニースタークやちょい役としてキャプテンアメリカなどが登場していました。ただスパイダーマンが戦うだけではないという所が新鮮でした。 また、ピーターが高校生でありヒーローでもあるという2つの面を持っていて、学校ではみなに正体がばれないように振る舞っていて、スパイダーマンと活動する際は、トニースタークに認めてもらうように頑張っているという所がピーターの子供らしさが映し出されていてとても面白かったです。 もちろんアクションシーンも今までのスパイダーマン同じくとても見応えがありました。 例えばヴァルチャーとの戦闘シーンです。ヴァルチャーは空を飛ぶ敵で、CGがよく使われていて空を飛ぶ敵に対して戦うスパイダーマンのシーンがとても面白かったです。
このレビューにはネタバレが含まれています
この作品は、スピンオフ的意味で制作された、若きスパイダーマンの物語です。若いので、まだ大人になりきれていない少年のような軽率な行動をとってしまい失敗することが多く、その部分が逆に新鮮に感じました。 しかし、そんな失敗を含む経験を繰り返していくうちに、彼はどんどん成長していきます。そんな成長過程を観れるのは、ある意味スパイダーマンファンには堪らないかもしれません。 私は40代ですが、実は少年の頃に仮面ライダーの様な日本版のスパイダーマンをTV見ており、その時からのスパイダーマンのファンです、ですので今までのスパイダーマンシリーズは全部観ていて、ゲームまで買ってるぐらい好きです。 今回のスパイダーマンは若いゆえに、まだまだ経験不足な感じですが、そんな彼を支えてくれる家族や親友、師匠、そして心をよせる彼女など、まわりの人の存在もまた、物語の人間ドラマを盛り上げています。 もちろん、スパイダーマンの真骨頂の目が回るようなアクションも見応え十分です。 失敗を繰り返し、挫折を味わいながらも、自分を信じて、成長していくスパイダーマンの姿を観て、他のスパイダーマン作品とはまた違う感動を覚えました。
今作のスパイダーマンは、アベンジャーズシリーズのスピンオフ的な位置づけがされている作品になります。 まだ若いスパイダーマンがまだティーンズ感覚の軽いのりでシリアスあり笑いありの展開で物語が繰り広げられます。 この作品の特徴として、等身大といえるアメリカの社会のバックグラウンドが物語や登場人物に強く影響しています。 例えば、同級生や盗賊団など、劇中に出てくる登場人物は、移民などのいわゆる弱者で構成されていて、アベンジャーズなどは、遥かかなたの存在として位置づけられています。 そういった意味でも、宇宙の運命や正義など大げさなものでない部分が、他のアベンジャーズシリーズと大きく違っています。 富裕層の傲慢性と一般庶民のプライド、その二つが物語の双璧をなしている感じです。 今回の若いスパイダーマンは、まだまだ経験不足といった感じで、一生懸命問題解決に臨むのだけど、暖簾に腕押し的な空回りの失敗が連続します。でも、心の許せる親友や、じゃ感いっちゃてる感のある師匠、主人公を明るく支えてくれる家族、そして、意中の彼女との日々、そんな人達の支えもあって、彼は、少しづ成長していきます。 強敵との出会いや様々な経験や決断を迫られて、最後には本物のスパイダーマンへと成っていく、そんな成長過程を観て、とても心が熱くなりました。
これまでのスパイダーマン像から一気に幼くなった(15歳)スパイダーマンことピーター・パーカーの、胸キュン青春映画……かな?子供向け映画かと思っていてこれまで興味がなかったのですが、一度観たらハマりました。 MCUくくりでいうと映画『キャプテンアメリカ・シビルウォー』から続いての今作ですが、もちろんこの映画単体でも楽しめます。 秀才が集まる高校(キャプテン・アメリカの戦友が作った学校)でも抜きんでたIQを持つ、ひ弱なスターウォーズオタクの少年が、蜘蛛に噛まれてスーパーパワーを得、悪を倒す物語です。日本で例えるなら少年漫画やラノベの鉄板設定ですね。 彼がほのかな恋心を持つ相手は、才色兼備の上級生で、向上心のある優しい子で、ピーターのことも憎からず思っている様子です。 気の合うオタク友達もいて、地味だけど楽しい高校生ライフを送っていたら、前述のように特殊な蜘蛛にかまれて人外の身体能力を持ってしまい、根っからの正義感から人助けを始めたところでやっかいな事件に巻き込まれ……。 なお捕捉すると、映画『キャプテンアメリカ・シビルウォー』での抗争で、アイアンマンことトニー・スタークがスパイダーマンをスカウトしています。ここでのエンカウントがあって、今作でもトニー・スタークが登場します。彼がスパイダーマンのハイテクスーツを開発し贈呈したという設定です。 なんだかんだいって今作のスパイダーマンは元気な高校生なのです。危なっかしいと言うか無茶苦茶なところもあって、本来は無茶をする立場にあるトニー・スタークも、今回ばかりはまるで父親のような立場に居ます。叱ったり、見守ったり。アイアンマンだってだいぶデタラメな危機を招いていたのに……とファンの立場としては呆れるやらおかしいやら。 アクションシーン満載で、敵のヴァルチャーもメカニカルでかっこいいです。ヒーロー映画においての恋愛描写とか割とどうでもいい派なんですが、ローラ・ハリアーがめっちゃ可愛かったし(トム・ホランドより背が高い)、後半の伏線に関わる良いスパイスにもなってて良かったです。監督は意地悪だなあ。というよりスパイダーマンが薄幸というべきか。 大好きな映画です。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。