笑えるけれど最後はほっこり
2021年1月20日 11時33分
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総合評価:
4.0
大好きなジャッキー・チェンがアメリカに進出、ということでわくわくしながら見ました。
ジャッキーのカンフーの技自体は、この映画では少し封印されていて、アクションシーンはやや少なめ。でも、アメリカの街を舞台に縦横にかけめぐるジャッキーにときめきがとまりませんでした。誘拐された女の子を何とかして救いたいと体を張る姿に、ハラハラさせられました。
それだけでなく、今回はクリス・タッカーとの掛け合いが本当に笑えました。ドタバタなシーンが二人がそろうことで何とも言えないおかしみを醸し出しており、最後まであきさせませんでした。
また対照的な二人が、最初は反発しあいながらだんだんと仲良くなっていくところにほっこりさせられました。お互いに色々なことを教えあったり、ダメなところを歯に衣着せずぶつけあったりする場面がたくさんありました。二人とも警察官で、父親について同じような経験を持つということをきっかけに、人種を超えた友情が作り上げられていく様子に心が温かくなる思いでした。