ストーリーは悪くないのですが……
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月30日 11時52分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
外出中に怪我をした娘・ペリを病院に連れて行ったところ、付き添った母親とともに行方不明に……。
主人公・レイは家族を取り戻すために奮闘する物語です。
二転三転する状況にハラハラドキドキします。
受付での会話も後に重要ポイントになるので聞き逃しなく。
検査に行ったきり戻ってこない母娘について、病院に問うも「そんな患者はいない」と言われてしまうのです。
誰が嘘を言っているのかさっぱり分からないこの状況。
実は序盤をよく観ておくと謎の根本が分かります。
更にはタイトルすらもネタバレと調べてみて知りました。
レイはようやく家族の元へたどり着き、やはり病院が嘘を言っていたのかと思うのですが……。
ストーリー全体的に面白く、息をつかせない展開ではあるのですが、若干アラもあります。
レイが病院で閉じ込められた部屋で、アドレナリンを見つけ、自身に注射するシーンがあります。
暴れていたのでそこに閉じ込められたのですが、医薬品を置いてある部屋なのはどうなのかと……。
また、物語のオチにつながるシーン。
ある事が行われている部屋にレイが入ります。
しかし、通常そういった部屋は本作のような構造ではなく、入り口が少し変かなぁと思いました。
アラもありますし、オチも予想範囲内ではありますが、そこへ至る経緯は面白い作品でした。