Youtubeをよく観る方なら、名前くらいは知っているであろう、ポール・ポッツ氏の物語です。
物語の始まりは彼の少年時代から。合唱団でもとりわけ声に張りがあった彼。
しかし、太っていて歯並びが悪い彼はいじめられっ子でした。
歌には関わり続けていたものの、いつも自信がなくチャンスを逃すことも。
彼が有名になったきっかけはイギリスのオーディション番組です。
この動画はYoutubeで何度も観ました。
いかにも自信がなさそうで、冴えない風貌。
映画ではある程度しっかりした表情なんですが、実際の番組では本当に「冴えない」んですよね。
「大丈夫なのかな、この人」と思ったのを覚えています。
そんな彼が、どんな道を歩んできたのか、非常に興味深く観ました。
結末を知っているだけに、自信がない彼に「イケてるから頑張れ!」と心のなかで何度も応援。
オペラは一度だけ観にいったことがあります。
素晴らしい歌で紡ぎ出される物語に魅了されました。
最後のセリフにある通り、本作はポール氏がチャンスを得るまでの「オペラ」。
劇中曲も非常によかったです。
当時の実際のオーディション番組のシーンをうまく編集しているのも注目ポイントです。