クールジャパンなアメリカ作品
2021年9月14日 11時36分
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総合評価:
4.0
アメリカ作品ですが、舞台は日本です。
暗殺者・ケイトは、仕事のために大阪にやってきました。
冒頭からの演出が非常に面白いです。
有名な風俗宣伝カーが登場するんですよね。
もちろんあの曲も流れ、日本人なら笑ってしまうこと必至。
彼女は大物ヤクザを暗殺します。
そこからの映像がとてもかっこいいです。
いわゆる「クールジャパン」な描写で、物語に引き込まれる映像になっています。
海外の映画でありがちな「それは日本ではない」といった表現は少なく、アメリカからみた「日本のかっこいいところ」が描かれているようで好感が持てました。
東京に移動したケイトは、あることが理由で毒を盛られます。
それはどう考えても助かる道はない、致死的なもの。
残された24時間のうちにケイトが報復へ向かうのがこの物語。
先に挙げたとおり、東京の待をクールに描いているのですが、時折違和感のある風景が交じるなぁと思ったら、タイでも撮影されたようですね。
かつての標的の娘・アニはケイトと行動を共にするなど、いい役どころなのですが、日本語がかなり怪しいのが非常に残念。
他の日本人役者がしっかりしているだけに悪目立ちしています。
立ち位置がいいだけに惜しいです。