クリミナル 2人の記憶を持つ男
アメリカ軍の核ミサイルを遠隔で操作することが可能なハッカー、ダッチマンの居場所をただ一人知るCIAエージェントのビリー(ライアン・レイノルズ)が、任務中にこの世を去る。手掛かりにすべく、ビリーの記憶が死刑囚のジェリコ・スチュアート(ケヴィン・コスナー)の脳に移植されることになる。凶悪犯である自身とエージェントのビリーの二つの人格がせめぎ合う中、ジェリコは記憶が消える48時間以内にテロを防ぐため孤独な闘いに没入していく。
重大な秘密を知りながら、任務中に死亡したCIAエージェントの脳の組織を凶悪な犯罪者のジェリコ(ケヴィン・コスナー)に移植して、記憶を得ようとする、けっこう雑な設定の映画ですが、児童虐待による脳外傷や、そこからくる理性の発達不全、ハッキングによるテロなど、現代的な要素がいろいろと詰まった映画になっています。 これまでケビン・コスナーさんが悪っぽい役を演じても、いまいちなものが多かったのですが、本作では、少しずつ理性を獲得していく悪人役を上手く演じていました。 理性を得ていっても、悪辣なテロリストには非情に対応したり、人質の母子を助けるために単身乗り込んでいくところなどは、理性的なところと単純なところを上手く混ぜて演じていました。理性の発達と行動について考えさせられる映画でもあります。 脇を演技派俳優達が固めていることもあり、突っ込みどころは何かとありますが、十分な見応えのある映画になっていました。スパイアクションものが好きな人にはお勧めの映画です。
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