アメリカでも身長185センチの女の子は高すぎる
2021年2月15日 11時22分
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総合評価:
3.0
Netflixオリジナル映画。
16歳で身長185センチ以上ある女の子の恋愛コメディ?
個人的には主演のアヴァ・ミッシェルが結構好みだったのでそれなりに観れたものの、
逆に言えばそれしかない映画だった。
アヴァのお姉さんは身長も含めて完璧な美人という設定らしいが、そうは見えなかったり、あまりにデカすぎる彼女を敬遠する周りの人間たちに反し、昔からそばにいて
彼女を好きだ、と言ってくる男の子の魅力があまりうまく表現できていなかったりと、
消化不良感が拭えなかった。
後で知ったことだが、主演のデカ女であるアヴァ・ミッシェルはダンサーであり、
You Tubeにいくつか動画がのっていた。だったらこういう彼女の特技というか、
アピール・ポイントをうまく映画に生かせば良かったのに、と非常に残念に感じた。
高身長女と低身長男の話という事で言えば2002年にドラマとなった「君を見上げて」
(作:山田太一)などが演出も含めてとてもよくできていたし、
自分が好きな人が別な人を好きになる、という三角関係を描くパターンで言えば
1987年の「恋しくて」(主演:メアリー・スチュアート・マスターソン)なんかが、
切ない感情をとてもよく表現できていた。
パターンもののプロットなので、ハマれば面白くなるポテンシャルを秘めていただけに
ちょっともったいない作品であったと感じた。
しかしRotten Tomatoesではメチャクチャ低評価!
これはこれで主演のアヴァ・ミッシェルがかわいそうになってしまう。