笑いが止まらない温泉愛
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月17日 08時45分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
こんな温泉愛を感じた作品は初めてだ。
古代ローマと現代日本を温泉を通して繋ぐストーリー。
古代ローマの浴場を設計する技師である阿部寛演じるルシウスはある日、現代の日本へタイムスリップする。
そこで彼が見てものは全て新鮮で不思議なお風呂システムやグッズであった。
そういえば中学か高校の時古代ローマでは湯に浸かって戦いの傷を癒していたと習った。
ある意味日本で人気の温泉の利用法と同じだということに気づいた。
この作品ではルシウスが日本で得た知識や技術をローマに持ち帰っては実践して多くの兵士を助けていた。
ストーリーだけを辿っても現代の自動で動いているものをローマでは奴隷にさせたりとその時々に合わせられていて非常に興味深い。
また平たい顔族と日本人を呼び自分たちとは違う点の表現の仕方も面白い。
イタリアローマといえば顔はそりゃ濃いよとは思うがよくローマ人役の俳優揃えたなぁと感心させられる。
ルシウスの登場に翻弄される上戸彩演じる漫画家志望の真美の訛りもとってもかわいい。
音楽一つとってもコミカル。
家族で楽しめるオススメの作品だ。