ガーンジー島の読書会の秘密
1946年のロンドン。作家のジュリエット(リリー・ジェームズ)は一冊の本をきっかけに、チャンネル諸島のガーンジー島の住民と手紙を交わし始める。ドイツの占領下にあった第2次世界大戦中、島ではエリザベスという女性が発案した読書会がひそかに行われ、島民たちの心を支えていた。本が人と人の心をつないだことに感銘を受けたジュリエットは、取材のため島を訪れる。
この映画、何が悪いかと言って、このタイトルが悪い。 確かに、物語を集約している、という意味では嘘ではないけれども、 全く魅力を感じさせないタイトルで、滅茶苦茶損をしていると思った。 内容はサスペンスでも何でもなく、基本ラブ・ストーリーだ。 まあ確かに一部サスペンス的な要素(エリザベスの存在。何があって結果どうなったのか) もあるにはあるが、枝葉を削ぎ落としていくとシンプルで古典的な物語である。 諸々の事情から始めた読書会、そこから生まれる小さな点から繋がっていく男女の交流、 点はやがて線となり、それでも最初は細かった2人を繋ぐ線が、少しずつ時間をかけて 太くなっていく過程は、見ていて気持ちが良かった。 ラブ・ストーリーの場合、男の自分はやはり女優が気になるところだ。 ヒロイン役のリリー・ジェームズは、最初はあまり好印象ではなかったのだが、 観ていくうちにだんだんと良くなっていき、最後は彼女の大きな瞳に惹き込まれてしまった。 という訳で彼女が出演している他の映画もちょっと気になってきた。 ちなみに物語の舞台であるガーンジー島の風景はとても美しいので、 こちらも見どころの一つと言えるだろう。 シンプルなラブ・ストーリーが好きな人にはおススメな映画だ。
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