2010年8月5日、チリ。100年以上にわたって続いてきたサンホセ鉱山で、大規模な事故が発生する。食料と水の備蓄が3日分しかなかったことから、マリオ(アントニオ・バンデラス)をはじめとする生き埋めになった33人の作業員が生存している可能性は低いと思われていたが、事故から2週間以上のちに彼らの無事が判明。やがてゴルボルン鉱山大臣(ロドリゴ・サントロ)の指揮のもとで国際的救助チームが編成され、大規模なレスキュー作戦が進められていく。一方、地上から隔絶されてしまった彼らには、さまざまな問題が生じ……。