早い展開が良かったです
2021年2月19日 13時37分
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総合評価:
4.0
元CIAの腕利きの尋問官アリスを中心に事件が起こっていきますが、自身の危機に面してもどちらかというと常に無表情なところが、訓練されてきた人間を上手く表現しているように見えて、リアル感を持って入り込めたのが良かったです。
ストーリーも展開が早く、バイオテロ計画が進行している事を知ったCIAが、彼女を呼び戻すシーンからもう諜報機関ならではの連絡の仕方やお決まりの取り調べに、どう解決していくのかと最初からワクワクして観られました。しかし話はそんな単純な事でもなく、すぐに内部の誰かが裏切っている事が分かり、その謎の究明と同時にバイオテロの阻止も行っていくという過酷な展開に、彼女やその周りの動向に最後まで惹きつけられました。
また、オーランド・ブルームとの格闘と彼との頭脳戦も、迫力がありとても印象的でした。そしてMI5の仲間であるエミリー役のトニ・コレットや上司役のジョン・マルコヴィッチの存在感ある演技にも魅了されました。