映画:マーニー(監督:アルフレッド・ヒッチコック)に関して
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年11月7日 02時34分
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総合評価:
3.0
本作品は、不思議な印象のサスペンス映画です。
ヒロインのマーニーは、乗馬が趣味の気の強い女。
私立探偵の男は、マーニーは、金庫からお金を盗む癖がある、と、突き止めます。
しかし、その事と、無関係に、マーニーを乗馬のときに落馬させて、会社(ラトランド商事)から追い出そうとする、人たちがいます。
しかし、私立探偵と、後者の者たちは、関連しません。
乃ち、映画全体の構成が分裂的なのです。
これは、この映画を制作したユニヴァーサル社が、そのような不思議な映画を狙ったのか、それとも、ヒッチコック監督が、そのような不思議な映画に仕上げることに依って、マーニーの存在感を際立たせて、容姿端麗な女たち(マーニー)は、大体こんなのだ、と、表現したのかは、不明です。
次に、特に印象に残ったシーンは、🐎乗馬会で、落馬してしまったマーニーが、脚の骨を折った馬、を射殺するシーンの、直前のシーンで、
馬に近づくマーニーの、手に持った銃のアップショット(スクリーンプロセス特撮シーン)でした。
結論としては、回想シーンで救済される映画ですが、ヒッチコック映画としては、ガッカリの作品です。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不思議
- ・知的
- ・セクシー
- ・ロマンチック