タイトルが一人歩きしてしまった作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月21日 00時03分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
この作品の後から色んな分野で似たようなタイトルのものが乱発したけど、作品自体はこっから泣けまっせ〜ってトコで終わるせいか、そこまでヒットはしなかったな。
まあ変にお涙ちょうだいものじゃないという所は好感がもてるけど、いや…あれでも十分泣けるか。イヤイヤ!泣ける泣けんで作品を評価するのもナンセンスなんでこれ以上言うまい。
嫌みじゃなく、リストの中でも最もハードルが高いと思ってた“お互いの新しい相手”が、これ以上無いってぐらいの人物達で良かったなって、素直に思うよ。
上映時間106分の中で端役も含め、登場人物全員のキャラクターをシッカリ描けてたのは特筆に値する。特に出番が少ないお父さんや、隣に引っ越してきた女性(キャスティングの勝利だね)とか、台詞もそうだけどチョットした視線とかで人柄が表現できてたのは良かった。
最後のあたりでスダレ?越しに自分の居なくなった後の時間、原題にある『my life without me(私のいない人生)』を垣間見るシーンは素晴らしい。
イメージワード
- ・悲しい
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