コーマ(監督:マイケル・クライトン)
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年8月30日 02時41分
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総合評価:
5.0
本作品は、実話では無くフィクションと考えると、これは、非常に、上流階級の通例の行動パターンと、それを阻止する者たち、を表現した映画作品と、受けとれます。
演出は、嫌みなく、そつなく、神的です。
しかし、実話と考えた場合には、ジェファーソン研究所の受付センターで、臓器売買etc.がインターネットを利用して行われていて、女性担当者が、『この臓器は、本日で、締め切りです。Aさんは、700
$です、あなたには、750
$なら売ります…』とかであって、ゾッとする程、怖い恐怖映画です。
監督のマイケル・クライトンは医学博士とのことなので、医学的・薬学的の考証は、行き届いている問題作。
他に、映画音楽(劇中音楽)が、すぐれているのも、外せません。