1987、ある闘いの真実
1987年1月、チョン・ドゥファン大統領率いる軍事政権下の韓国で、北分子を目の敵にする南営洞警察のパク所長(キム・ユンソク)が指揮する取り調べは日毎に激化していた。あるとき、ソウル大学の学生が度を越した取り調べ中に死亡するが、警察は真実を隠すため即座に火葬を申請。異変に気づいたチェ検事(ハ・ジョンウ)は解剖を命じる。
タクシー運転手を見た後にこの映画を見ました。 冒頭から何やら物々しい感じですが、説明が足らずちょっとわかりづらいかもしれません。 冒頭は、あらすじにある通りで、 >行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡してしまう。警察は隠蔽のため遺体の火葬を申請するが、違和感を抱いたチェ検事は検死解剖を命じ、拷問致死だったことが判明。 車に乗った乱暴な人たちは警察、乗せられている人たちが医者です。 拷問によって殺してしまった大学生を、医者に生き返らせろ!というシーンから始まります。 映画鑑賞前はあらすじを見るか、町山さん等映画評論家の鑑賞前解説を見るとより入りやすい気がします。 わかってくると本当に面白い映画なのですが、最初は韓国人俳優たちの顔の区別がつかないし誰が警察か検事なのか等の説明もないので入り込み辛い部分はあるかもしれません。 韓国で本当に起きていた事実、そしてたくさんの命を犠牲に勝ち取った民主化。 平和ボケしている日本のすぐ隣国で、1987年という遠くない過去にこんな事が起きていたのかと衝撃でした。 2020年6月に鑑賞しましたが、コロナの影響などあり政治に注目が集まる昨今、是非日本人に見てほしい映画です。 検事にお金を渡して拷問致死をねじ伏せようとする等、森友問題や河合夫妻の買収問題などと少しかぶる部分があり、ただの映画の中の話じゃないなとたくさんの考え事をしながら鑑賞しました。 軍隊が国民を虐殺する、暴行するなんて事は日本では起きていませんが、改憲、買収など透明性のない今の国家、無視できないなと改めて思わせてくれる映画でした。 余談ですがキムテリちゃん、かわいい。
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