シャマランの最新作、オールド。シャマラン作品の中でも素晴らしかった『シックス・センス』のような名作か、それとも『ラスト・エアベンダー』のような駄作になるのか・・期待して映画館に見に行きました。
結論から言うと、名作でも悲惨な作品でもなく、その中間にある作品に感じました。
無人のビーチ、奇妙な雰囲気、異常なスピードで老化が始まるというストーリーはキャッチーで引き込まれました。
カメラワーク、アングルはヒッチコックにインスパイアされてるのかな、回転するカメラワークで人の声の位置も変わり、映画館ならではの体験ができました。
何故このような異常な事態になってしまったのかの説明もしっかりされ、説得力があり個人的には気に入りました。
町山さんはしっかりとした説明が付いた今作よりも、説明がない『レリック』の方が好みだと言っていましたが。
「時間」と「老い」について語られる名作は度々ありますよね。
ジョージ・パルの『タイムマシン』や、ジュリアン・グローバーの『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』など。
ですが、個人的にOLDは名作入りはしなそうです。