「賛否両論あるのが頷ける映画」愛しのアイリーン Daigoさんの映画レビュー

愛しのアイリーン Come On Irene

賛否両論あるのが頷ける映画

このレビューにはネタバレが含まれています

Daigo

2021年2月15日 10時42分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

Amazonプライムで無料だったので鑑賞。
フィリピン人との違法結婚や女性蔑視など、不快に思う内容が多いのですが、私は感動してしまいました。

主人公の岩男とフィリピン人のアイリーンの愛情を深めていくストーリー、欲に「お前綺麗だな」の所はきゅんとしました。ですが、不器用な男である岩男、ヤクザに追われるようになってからアイリーンに極端に冷たくなります。これは愛情の裏返しで、おそらくヤクザからアイリーンを守ろうと、不器用なりにアリーンに嫌われようとしてわざと冷たくあたっていたのでしょう。

木野花さんの演技も圧巻でした。ひっどい性格だなぁと思って見ていましたが、最後のシーンでカットインされる、木野花さんが義母から受けていた仕打ち。カットインの仕方うまいなぁ。。最後は涙をこらえるのが大変でした。

扱っているテーマがテーマなだけに、フィリピンの人が見たらどう思うんだろう・・？とか、女性蔑視がひどすぎて、自分のテンションが低いときは途端に苦手な映画になるかもしれない、不思議な映画でした。