裸のランチ 4Kレストア版
害虫駆除を仕事にしている小説家志望の主人公ウィリアム(P・ウェラー)。彼は寸暇を惜しんでタイプライターに向かっているが、その分、本業がおろそかになっている。妻(J・デイヴィス)は麻薬に手をだし、廃人の一歩手前。そんな中、かつては中毒者だった彼自身、自分の売る怪しげな殺虫剤を試して、恐ろしい幻覚と溢れる想像力を交互に得るようになる……。W・バロウズの有名な同名小説を「ザ・フライ」「戦慄の絆」のD・クローネンバーグが監督した問題作。
映画に魅了されるきっかけとなった一本です。 だってカブトムシとタイプライターが一体化しているんですよ?しかもその肛門にヘロインをまぶせば良いとか……意味がわかりませんが、映像はシンプルでわかりやすすぎました。 こうやって難しい映画を出されると、あとはもう自分が理解したくてたまらないですね。とにかくフラミンゴだのヤクだの象徴的なイメージは出るのですが、はっきりとした答えは出ない。映像美を楽しむもの。合理的ではない、不可解を楽しむものだと個人的には思っています。 おそらくあらすじを知りたくて調べても、わかりやすい回答が出ないので有名な映画となっています。だって言いようがないんです。とにかくイメージの連鎖です。 妻はすでに薬で頭がおかしい。自分は小説家として売れようとしている。そんな中で彼は自分のタイプライターを黙らせるために殺虫剤を撒く。効果が抜群だったため、彼はそれをヤクとして売る。ところがやがてそれはいつの頃からか、わからなくなる……。 自分が何者?何のためにいるの?という根幹がゆらぎ、不安定になる映画です。美しいスーツとタイプライターの映像と表紙にだまされると、とても大変な目にあうでしょう。 現代映画の中で「最もドラッグ体験を再現」している作品かもしれません。
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