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「これぞ娯楽映画」 プロジェクト・ヘイル・メアリー ジュリーハンセンさんの映画レビュー

プロジェクト・ヘイル・メアリー Project Hail Mary

これぞ娯楽映画

このレビューにはネタバレが含まれています

2026年4月21日 02時01分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
原作は未読。

原作小説既読組からは多少の不満もあるようだが、娯楽映画としては観た人のほとんどがそれなりに満足する出来だと思う。
実際、一般的にかなり評価が高いし。

自分は全面的な賛ではないが、後半の胸アツ展開にはやっぱり感動したし、バディムービーとしてとても楽しめた。
原作はSFらしく、もっと科学的な仮説と実証を繰り返す部分が多いようで、そこが醍醐味でもあるらしいのだが、映画ではそこは大幅にカット。
ストーリーはSF要素より、もう完全に「バディもの」に振り切っていた。

まぁでも、ロッキーの存在を映画の予告編に出すのはどうなんだろう…。
予告の段階で「宇宙人とのファーストコンタクト」的な要素はネタバレしてたし、ここは伏せとくべきなんじゃ!?とも思うけど…。
でもそれだと、ただのよくある地球滅亡危機を救う系(「アルマゲドン」的)に見られちゃって、映画の宣伝としては弱いのかな…。

あとは、優秀なエンジニアであるはずの「ロッキーがかわいすぎる問題」も指摘されてるけど、まぁ映画的にはこのバランスでもありかなと個人的には思った。
でも確かに、もっと大人な感じの職人気質なロッキーとグレースのやりとりも見てみたい気もするが…。

映画が楽しかったのは大前提として、自分の中で大絶賛まで至らなかったのは…
まず、ロッキーが登場するまでの前半がわりと退屈だったこと。
ストーリー的にはよくある(地球滅亡危機)展開だし、とくに盛り上がりも感じなかった。

そして、なんか予告編で見たまんま…想像してたとおりの映画だったなぁ…と。
それ以上でもそれ以下でもないという…。
総じて、十分満足はしたけど、期待値を超えるほどでもなかった…って感じ。

まぁとはいえ、グレースとロッキーの友情過程やバディ感は最高だし、万人におすすめできる映画ではある。
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