期待を裏切らないカイジ
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月28日 21時21分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
カイジシリーズの映画です。舞台は東京オリンピックの後であり、お金持ちの老人に協力して腐敗した政治家の浄化に挑んでいきます。
浄化するにあたり多額のお金が必要とするため、吉田鋼太郎演じる社長と命を賭けたギャンブルに挑みます。
吉田鋼太郎は性格が悪くお金が大好きだというのがヒシヒシと伝わってきて、見事な悪役を演じていました。まさにハマり役でした。
カイジは吉田鋼太郎との駆け引きに苦戦しつつも最終的には見事な推察力で勝利します。仲間を大事にするカイジは仲間の見事な協力を得ることができ、勝利することができました。
前作まではアングラ感が漂う映画でしたが、本映画はアングラな裏社会を背景にした雰囲気があまり感じられなかったため、大衆受けする映画だと思います。
ギャンブルに勝ち、大金を手にしたカイジですが、金持ちのカイジなんて似合いません。そのため最後はいつものお決まりのパターンで相変わらずかわいそうなカイジであり、期待を裏切らない展開でした。