家族がいるところが家
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月31日 14時50分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
本の虫ならぬカタツムリと呼ばれる片桐役に星野源さんが出演されており、弱虫でコミュニケーション能力が低く引っ込み思案な男が高畑充希さん演じる於蘭に支えられながら、安く町一個分引っ越しする奉行として成長していくというストーリーで見ていて自分も成長できるような気がして前向きな気持ちになれました。歴史の勉強にもなりました。姫路城がとても綺麗でした。
星野源さん演じる片桐がはじめ、元服せず前髪をつけたままなのが気になって仕方ありませんでした。つまり、15歳くらいという設定でしょうか。実話という事ですので本当にそうかもしれませんね。天才だったんですね。
ピエール瀧さんが出演されていて、2019年8月公開なので2019年3月の逮捕があり、大変だったろうなと思いつつ、本当にいい役者だなと思い、複雑な心境になりました。
城勤でない者は連れて行かないという事で、於蘭がどうなるのか心配でしたが、片桐と結ばれてホッとしました。
家があるところが家ではなく家族がいるところが家なんだよ。理不尽な事もあるけど、家族が仲良ければ、信じ合えればそれで大丈夫。幸せになれるというメッセージを感じました。「おかえりなさい」はいい言葉ですね。