キレイ事だけでは務まらぬ世界…
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月4日 14時09分
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総合評価:
4.0
ラ・ラ・ランドで有名なライアン・ゴズリング主演の政治映画です。
スーパーチューズデー…アメリカ合衆国大統領選の予備選挙が集中する3月の第2火曜日を指します。一日で大量の代議員を獲得することができる日であります。
スーパーチューズデーを迎える為、自身の有権者の為に働く選挙スタッフの物語です。
ライアン・ゴズリング演じるのは頭も切れて実行力のある筆頭の若手スタッフ、スティーブンでした。
実力はあるもののまだ青臭い部分があった描写から、政治の汚く生々しい世界を肌で経験することにより自分の正義まで揺らいでいく描写がよく伝わる映画でした。
なんとなく見で観ようと思って見ましたが、思いの外ハマりましたね。転落ではないですが、現実を生きる為に正義を売らざるを得ないライアンの演技は素晴らしかったと思います。
サスペンス要素もあって、手に汗にぎるような展開もあり刺激的に楽しめました。
最後のシーンは、冒頭のライアンの成長なのかまたは堕落なのかが伺えるシーンであり印象でしたね!
有権者役でジョージ・クルーニーが出ていますが、ちょっと損な役でしたね笑
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