目が離せないワクワク感
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月11日 12時26分
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総合評価:
5.0
剣心が、連れ去られた薫を追って海に身を投げ、ある砂浜に意識のないまま流れ着いたたシーンで終わった前回。「伝説の最期編」は、流れ着いた剣心を抱き上げて助けた人物が、剣心の子供時代の師匠だったとわかる。なんとここで福山雅治が師匠役を演じる。以前の大河ドラマ
「龍馬伝」で主役の坂本龍馬を演じていたのを彷彿とさせました。ナイスキャスティングです。宿敵である志々雄を倒すため、師匠と訓練し、自らの宿命を悟るシーンが印象的でした。生きて、人々を助ける。その一心で江戸に戻った剣心。その時、志々雄の戦艦が江戸に向かっていました。剣心と仲間の相良左之助、元新撰組で警察官の斎藤一らは戦艦に乗り込み、志々雄との戦闘に挑みます。明治維新に不満を持った者たちの寄せ集めである志々雄勢力は、武器を振りかざし、圧倒的な強さを見せつけますが、剣心側も奮闘します。神木隆之介演じる宗次郎との決戦も素早い剣捌きにワクワク感が止まりません。志々雄との決戦は、剣心側4対志々雄1人で、炎や貨物の崩落などやりすぎ感がありましたが、クライマックスとしては上等だと感じました。