「リング」とこちらはJホラーの傑作です
2020年9月5日 18時32分
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総合評価:
4.0
「リング」と並ぶJホラーの代表作です。
ある家にまつわる「呪い」を様々な人物を通して描いたオムニバス形式の作品。
「リング」ではビデオを観たらアウトでしたが、こちらは家に入ったらアウト。
不条理極まりない……。
呪いの正体は伽椰子。どこか偏執的で作中の人物曰く「気味が悪い」女性です。
伽椰子は学生時代、小林という青年に憧れていました。
小林を演じるのは柳ユーレイさん。ホラーと言えば柳さんですね。
不思議な運命の巡りあわせで、結婚した伽椰子の息子、俊雄の担任教師になります。
柳さんの飄々とした雰囲気がいい感じです。
すぐ殺されちゃうんですけどね……。
物語は「呪いの家」を通して呪いを紡ぎだしていきます。
公開からかなり経っていますが、定期的に観たくなる作品です。
この作品にみられる不条理さや、じわっとくる恐怖感はやはり日本のホラーならではのものですね。
「リング」もそうですが、ホラーに関しては日本が優れていると個人的には思います。
音で怖がらせるだけじゃないのがいいんですよねー。
たぶんこれからも何度も観るんだろうなぁ。