B級。だけどそこがいい。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月7日 07時19分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
白石晃士監督お得意のモキュメタリー形式の映画です。
いわゆるフェイクドキュメントですね。
実在する3人の女性タレントさんが実名で登場します。
ある家にまつわる怪異の謎を追うという企画、という形式でお話が進んでいきます。
この作品はネット上(特にニコニコ動画)では正にカルト的な人気を誇る映画で、ニコニコで毎年定期的にやっているホラー特集などでも、全く関係ない映画などでこの作品のセリフなどがコメント欄にちらほらでるほど認知度が高いです。
お話自体はとても単純で、「恐怖を感じる」という意味でのホラーではないのですが、実に味があって何度見ても飽きません。
とても強力な霊能力者のNEOがでてきてからの展開がわくわくします。
たまにニコニコでこの作品が放送されるのですが、NEOが登場するとコメント欄が大いに盛り上がります。
そんな感じの映画なので、ひとりで観るよりは何人かで楽しく盛り上がりながら見るのがお勧めです。
物語の終わりは「えー!」となるかもしれませんが、個人的にはあれでいいのではないかと思いました。