未来感とヒューマニズムの両方を感じさせる映画
2021年5月26日 20時49分
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総合評価:
4.0
この映画のある程度のコンセプトは知りながら見ましたが、とても面白い映画でした。私が、エンジニアだからでしょうか、エンジニアあるあるがたくさん詰め込まれていて、興味深かったです。個人的には、後半で、ロボットを開発した鈴木重工のエンジニアたちが、大学生に「CADはソリッドワークスを使ってるんですよね?」と質問されて、それを社会人のエンジニアが知らないにも関わらず、「も、もちろんですよ」というシーンは大爆笑しました。なぜなら、ソリッドワークスはエンジニアなら誰でも知る有名なCADツールだからです。この映画を見ていて、一番感動したのは、そんな大学生たちの刺激を受けて、全くのダメ社員だった鈴木重工のエンジニアたちが、真のエンジニアとして成長していくプロセスでした。そして、欠かせない存在が、大学生を演じる吉高由里子さんです。いろいろありながらも、彼女が鈴木重工に就職したというストーリーはなんだか納得でしたが、彼女が入社しても、やっぱり、最終的に中に人に入ってもらう選択を選ぶところは最高のオチでした。
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