ニセ貞子VSエセ伽椰子
2021年9月5日 22時57分
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総合評価:
2.0
日本のホラーファンならば、おそらく『ジェイソンVSフレディ』が実現したあたりで誰もが一度は妄想したであろう夢のビッグ・マッチ。
でもジョークに近い妄想だったから、ガチでやると聞いた時は「マジで・・・?」と正直、半笑いでした。
しかし企画としてはこれほど面白いモノはないのも事実。
期待4割、不安6割といった心持ちで観ました。
総合評価の星の数を見れば分かると思うけど、結果としては残念。
100分で料理するにはイロイロ詰め込みすぎでした。
人物は多いのにエピソードは少なく、肝心の対決シーンも少ない。
設定の改変も両シリーズのファンとしては一気にシラケるものでした。
伽椰子側では『呪怨』の象徴である呪いの家が全く別の建物になっていたし、貞子側に至っては『リング』でイチバン重要な呪いのビデオの内容そのものが刷新されていて、ルールも違うし、攻撃方法も髪の毛、というのだから思わずズッコケた。
お祭り的な一本なので、そもそも怖さは期待していなかったが、それならラストをあそこまで暗くする必要はあったのか??
などなど、言い出したらキリがありません。
観た人同士で喋り合うには、最適の作品かもしれませんが。。。