世界観の雰囲気は良く出ている
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月5日 18時07分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
この作品は漫画、アニメと見ているほど好きなので、実写化も試しに見てみようと行ってきました。
グレイスフィールドハウスの中や、みんなが駆け回っている外の草原は良く表現されていると思います。
アニメの世界を現実に持ってきてしまうと、やはり髪の色や話し方の調節が難しいのだとは思いますが、声はみんな雰囲気を似せていたように感じられました。ママも優しい時と怖い時の差がとても良かったです。
ただ、個人的には、レイ役の俳優さんはノーマンやエマ役と比較してどうしても幼い雰囲気が漂っているように思えました。どちらかと言うと、頑張って〜と応援する気持ちで力が入ってしまい、物語に完全には入り切ることができなかったです。
本来であればメイン3人の中で一番原作に近い年齢だったのですが、やはりレイのなんでも知っているようなすかした態度が特徴の役は難しいのかな?と思いました。
実写化の難しさを感じましたが、それでも最後レイが自分に火をつけようとするシーンの演技はぐっと来るものがあり、印象に残っています。
その他、エマはかっこいいというか、活発なイメージが強いので、やはりこれだと美しすぎるなと思いながら見ていました…ノーマンは話し方がもうちょっと自然体なイメージですが、でも、聡明そうな雰囲気がぴったりでした。