世界的なSNSがどのように作られたのか
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月22日 16時03分
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総合評価:
4.0
マーク・ザッカーバーグが告訴され、その審問のシーンが主軸になっていて、その合間にハーバード大学時代からFacebook創設、現在に至るまでの経緯が流れる構成になっています。ストーリーが進むにつれて、なぜ訴えられこの場にいるのかが少しずつ明らかになっていきます。
ビル・ゲイツに影響を受けたマーク・ザッカーバーグがどのようにFacebookを作ってきたのかをこの映画を通して感じ取ることができました。大学のサーバーをダウンさせたマーク・ザッカーバーグが教員たちの前で「これは評価されるべきことだ」と答えるシーンは印象的で彼が周りとは違う世界を見ている人間であると感じさせます。一方で恋人を忘れられないという純粋な人間らしさを垣間見ることもでき、その人物像についても深く描写されている映画だと思います。
才能を持った若者たちが世界的なSNSを作り上げていく物語として見ても楽しめる映画だと思いますが、マーク・ザッカーバーグについて事前に知っておくと作品をより理解しやすいと思います。また見たいと思える映画でした。