映画:白と黒(監督:堀川弘通、東京映画作品、東宝配給、1963年)
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2025年9月8日 13時44分
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総合評価:
5.0
本作は、catholic宗教的の重い映画。
第37回キネマ旬報ベストテン 第9位。
先ず、キャスティングが、一級。
女が絞殺される殺人事件がテーマです。
次に、キリスト教の映画ファンたちは、是非、観ておくべき作品、ではないでしょうか。
検察側の補填(補充)捜査に依って明らかになる、犯行前に、誰かが、女に送り付けた手紙の存在、そして、犯行当日には、固定電話機に電話局側から、受話器が外れてますよ…、の、電話のときの、『すいません』の女の言葉。
事件は三転して、主人公(主任検察官)は左遷。
そして、この映画は終わります。
これは、全体的に暗いトーンで統一された、見事な演出の傑作です。