ピクサーとデイズニーの合作
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月10日 14時21分
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総合評価:
3.0
ピクサーとデイズニーのダブル制作ということから、内容はデイズニーよりかなと感じます。一方で、映像はピクサーらしさがうかがえるという。。興味深い映画です。
鑑賞前には、人間の子供を恐竜がヘルプしてあげるストーリーだとばかり思っていたのですが、実際は逆。
言葉を話すことができるアーロという名の恐竜の子供を人間の子供が面倒を見てあげることで絆が生まれていきます。
人間の子供は小さいながらも勇敢にいじめっ子に立ち向かうのです。
映像的には子供も男の子で、汚れてしまっていたり、身なりも美しくなく野生そのもの。加えて恐竜の子アローの方も可愛いというほどの絵でも無いために今1つ愛されにくいかな。。という印象。
でも、ストーリーはとても愛すべきものに仕上がっています。
白昼元気に振舞っているように見える男児でも、心の奥底には悲しみを抱えて、思い出すシーンなど。小さな胸をいためているシーン、そばに臆病なアローがいるシーンなど、涙が出てきます。
子供に鑑賞させるにはちょっぴり刺激的な内容かもしれませんが、
動物への愛を伝えるには見て欲しい映画です。