恋と青春と家族と政治
2021年2月24日 22時06分
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総合評価:
3.0
牯嶺街少年殺人事件 この少年殺人事件
って言葉が怖いから、最初はドキュメンタリーではないにしろ、シリアスなドラマだと思っていました。字も読めないし。しかし人気な作品なのと けっこう評価が良く、凄く気になっていました。が、なんせ236分。約4時間って見るのに勇気いりません?
私はすごく勇気が入りましたが、時間がすぐ過ぎるよ と聞いたので踏ん切りをつけて見てみました。
まず映画の内容ですが、ぜんぜん 青春とロマンスな感じでした。 14歳の彼らの友情や恋についての話。 なんせ、英題はA Brighter Summer Day なんと爽やかでカッコイイタイトル!! 日本もこっちにしたらもっとみやすいのに笑
この年代、周り友人関係、家庭の環境、そして台湾の情勢、すべてが絡み合ってこんな結果になってしまったんだろうな。 なんて言ったって被害者がかわいそうだからこの少年に同情なんてする余地は無いのだけれど、一歩踏み外して間違った道に進んでしまいそうな時って誰しもあると思うんですよね。
そしてこの女の子がなぜこんなにも求められ、そして求めたのかって 彼女の置かれた環境もあるのだろうなと思う。 寂しかったんだろうな。みんな。自分の存在を認めて包んでくれるものを探していたんだろうと思う、この2人。
この映画のビジュアルの場面 好きな場面でしたね。 良かった。 あと友達の小さい少年。いつも必死で、歌もハイトーンでエルビスへの愛も何もかもが可愛かった。