結婚前には観ない方がいいかも。。。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年6月29日 15時54分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ディーンとシンディの出会いから結婚、そして破局までを時系列を交差させながら描いていく作品です。
ラブラブの時期と別れる寸前の時期が連続で画面に流れていくので、悲しみが倍増され、恋愛経験のある人には精神的に辛い映画だと思います。
私も身につまされました。ディーンもシンディも特段悪い行為をしているわけではない(浮気や犯罪等)。むしろお互いヤバい雰囲気をなんとかしようとしてるのに、ことごとく上手くいかない。あれだけ愛し合っていたのに、一番好きだった部分が、今は一番嫌いな部分になってしまうという残酷さ。。。
ただ一点気になったのは、ディーンが血迷って、病院に駆け込んで暴力沙汰になった場面。あれをやってしまうともう何をやっても説得力がなくなるというか。。。なぜやってしまったのかという感じです。
ラストの印象的な花火は、結婚したときの幸福な時間の象徴であると同時に、一瞬しかない華やかさという意味合いもあり、美しくも残酷です。
願うのは、残された子供が、美しく育っていって欲しいと思いました。