カルトっぽい事件の究明と迫力のシーンを楽しめます。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月19日 15時34分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ロバート・ダウニー・Jrの演じるシャーロックは、頭脳だけでなく腕力もある所が、見た目にも迫力のあるシーンが多く、飽きさせない展開で楽しめました。
また、映像が全体的にグレーに少しブルーかグリーンの様な色合いが混ざった落ち着いた感じなのも、1800年代後半の世界観ともマッチしていて気に入っています。
今回の悪役のブラックウッド卿のシリアルキラーの様子が、事件に神秘さ重厚さを出していて良かったです。
そして、いつもシャーロックを翻弄するアイリーンも登場し、命を狙われ切断機にかけられた彼女を助けるシーンは、とてもハラハラし通しでどうなってしまうのか目が釘付けとなりました。
また、建造中の巨大船でのワトソンと共に敵との攻防や、これも建設中のタワーブリッジという高所での足場の悪い場所でのホームズとアイリーン、そしてブラックウッド卿と闘うシーンなど、最大の迫力満点のシーンであり、そこでのホームズの語る事件の種明かしも含めてとても面白かったです。
最後にアイリーンからあのモリアーティの存在が出てきて、次への期待も膨らみました。